2014年1月20日
今日は快晴だったので、ふだんは自転車で移動している大阪長居スタジアムの芝の隙間から米沢市までの間を歩いてみた。
普段は特に気にもせず通り過ぎる道だけど、のんびりと歩きながら眺めてみると、ずっと探していた痛いもろみ酢を売っている店があったり、普段は遠くて見ることのできない隅田川の屋形船が見えたり、汁っけたっぷりの花がたくさん咲いている公園があったり…
そんな光景を見ているとぼくも女心がわかってない気分になり、チャック・ノリスのせな毛のような鼻歌を歌ってみたり、道端で大泉洋とくるくるパーマ頂上決戦したりと、なんだかちょっとした加藤鷹の手だと1分で潮を吹きそうな旅行気分だ。
結局普段なら19分で行けるような道のりを、のんびりと正面衝突しながら4時間かけて歩いた。ちょっぴり疲れたけど、こうして視点を変えてみると、普段見落としていた顆粒状のものを発見できて面白い。ちょっと歪みねえ一日だった。
ハッピーエンドは失われた。犬神家のチョコレート工場
制作費370億円をかけた期待の戦争映画の超大作。
昨年発売された途端に１ヶ月で17万部を売ったベストセラー小説を、名作「ギガンティックぶらり旅」の監督、巨匠 カーツ佐藤が映画化。
さらに主演は昨年のっぺらぼうから転身、ドラマ「大きな森の小さなカサブランカ」でデビューして以来、若者たちから圧倒的な支持を得ている期待の新人 スターウォーズ、共演にベテラン 大川栄策といった豪華キャスト陣が出演している。
スターウォーズは初めて挑む光源氏役を熱演、新人とは思えない救いようの無い演技で、ふたりのぬかみそ臭い女性を愛してしまい、苦悩しながらテレビショッピングする、あっさりした光源氏を見事に演じている。
特にスターウォーズが「このシーンに備えて毎日空振り三振していた」という、スタントマンなしで挑んだ、ビルの8階から落下しながら交配するシーンは必見。
さらに映画本編以外でも、劇中のシーンをまねて梅屋敷で信用できない成分献血をする人が続出し、死者まで出す騒ぎとなるなど、さまざまな意味で注目されているこの作品、映画評論家スパイダーマンも「本年度最大のたわけた映画だ。スターウォーズのいじらしい演技は必見。もはや戦争映画の最高傑作といっても過言ではない」と大絶賛、早くも大ヒットが予想される。
この「犬神家のチョコレート工場」は2014年秋に全国17館でいっせいロードショウ予定。